2011年2月24日木曜日

インテル対バイエルン・ミュンヘン-CL

インテル 0-1バイエルン

インテルはホームの試合でしたから、3トップにトップ下を置いてくる攻撃的な布陣で臨んでくるかと思っていたのですが、エトーをトップに、スナイデルとスタンコビッチがその下で組み、3ボランチのような守備的に見える布陣で試合が始まりました。

バイエルンはこのところ数試合変わらない固定メンバーといっても差し支えない布陣で試合が開始されました、
バイエルンはリーグ戦でもセットプレイの守備に不安を抱えていて、この試合でも最初のフリーキックに対して全く中でマークに付けておらず、選手をフリーにした挙句にディフェンダーの前に入られてしまいシュートを打たれてしまいました。

ワントップのエトーのスピードを警戒するあまり、センターバックがポジションを上げられず、中盤に大きなスペースを作っていました。
バイエルンのディフェンスラインは高く保てず、インテルも同様に高く保ってくるクラブではありませんので、両者共に前線との距離が遠く、素早い攻撃以外では形を作りづらくなっていました。

試合が落ち着いてくると、徐々にバイエルンがインテルの選手を掴まえて、前を向いてボールを扱わせないようにフォアチェックを繰り返せるようになり、受けに戻るインテルの選手にもしっかりとついていました。

インテルが攻撃に出るようになってくれば、その分バイエルンにもカウンターが出来るスペースが出来てきましたから、両者ともに素早い展開が続いていました。

バイエルンは攻撃の起点を相手の手前に求めすぎて、中央での変化の際には必ず中央に預けてワンツーで仕掛けたり裏へでようとしていましたから、そこを狙われてパスカットされていました。
両者共に決定的なシーンはありまんでしたが、バイエルンは何度となくミドルシュートを打っては止められていましたが、ようやく最後にいい形からそれをさせてもらい、得点を奪うことに成功をしました。
インテルは、中盤とセンターバックが圧縮しきれず足を止めてしまい、ロッベンのドリブルに対して中のコースを塞ぐことが出来ず、横へのスライドするドリブルを許してしまいました。
それまでは複数が寄せて、特にこの中への動きをさせていなかったんですが足が止まってサポートもありませんでしたし、シュートのこぼれ球に関してもサポートをセンターバックが出来ておらず、押し込んでバイエルンの得点になりました。

第2戦はインテルの逆転はあるのでしょうか?

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