2011年2月27日日曜日

バルセロナ3-0マジョルカ

試合結果 バルセロナ3-0マジョルカ

バルセロナは怪我人と出場停止も加わってベストのメンバー構成ではなく重要な選手を欠くことになっていましたが、出場できない選手とポジションが被っていたわけではなく、アドリアーノとケイタの投入で被害を最小限に留めたと言えるでしょう。

バルセロナにしてみれば一週間試合がなかったので、このところコンディションの悪さが目立っていた主力メンバーに、その面でも回復が見られるのでは?と期待をしていました。
しかし、バルサは不安定な立ち上がりを見せ運動量も多くありませんでしたし、シャビ不在からかパスの繋ぎや展開の面でも十分ではありませんでした。

マジョルカに中盤をコンパクトに保たれていることから、イニエスタが下がってコントロールしようとしていた影響もあり、中央にも起点を作れていませんでした。
中盤を一人でコントロールするイニエスタに負担がっかりました。

メッシやビシャといったフォワードに対しても縦パスを入れることが出来ておらず、横パスを繰り返してしまい、相手に狙いを絞られカットからのカウンターをしやすい環境を作っていました。

フォワードに対して縦パスを入れたり、飛び出しているビジャらにパスを供給したり、タッチライン際をSBが縦に使うようなドリブルで相手のディフェンスラインを押し下げてしまうことができれば、中盤をコンパクトに保たれて展開が難しい状況から抜け出してしまえたのかもしれません。

メッシがポジションを下げて中盤に参加することで、パスとドリブルとキープを同時に行い、中央でなんとか形を作り始めていましたが、彼もミスが多く全てを任せるわけではありませんでした。
しかし、メッシが下がってプレイすることで負担の全てかかっていたイニエスタのポジションをあげる手伝いが出来、メッシとパスを交換しながら自身も上がっていくことで、バイタルエリアへ入っていけるようになっていきました。

結局、バルセロナは3-0で勝利をおさめて改めて強さを証明しました。

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